補足5. 小型ボンベによる医療用酸素の供給
5.1 小型ボンベの用途
医療機関においては、小型ボンベによる医療用酸素の供給を必要とします。その用途の中に酸素ガスの供給失調対策があります。
医療機関の特別医療部門[麻酔を行う区域、ICU(集中治療室)、またはCCU(心疾患治療室)、回復室等]には局所的な緊急医療ガス(特に酸素、空気及び吸引)の導入口とガス供給設備を設置することがJIS T7101で定められております。
また、医療機関では、患者の搬送、移動時、在宅酸素療法患者の外来診療時、そして緊急時の対応のため各病棟内に小型ボンベの保管場所を設けております。
![[写真1]小型ボンベ](images/sanso_h0052.jpg)
小型ボンベ
![[写真2]病棟内での小型ボンベの保管](images/sanso_h0051.jpg)
病棟内での小型ボンベの保管
5.2 小型ボンベの保管と備蓄
これらの小型ボンベは、大規模な医療機関でも日常的に数多く使用または備蓄されております。
一般的に病床当たり1.5~2本、500床規模の医療機関で700~1000本にのぼります。これらの小型ボンベは使用回転効率も低く(0.2~0.5回/月)、ボンベの維持管理費も少なくありません。

