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シラン及びその混合ガスの貯蔵と取扱い
シランはシリコンの供給源であり、自然発火性のガスです。近年では、半導体、液晶ディスプレイ、太陽電池、及び関連製造技術による消費の増加に伴い、世界中で使用されており、その使用料は大幅に増加しています。
シランの危険性は、大気中に放出された際に炎を伴い自己発火する、又は放出はしているが遅れて発火するといった性質にあります。
その為、圧縮ガス協会(Compressed Gas Association;CGA)では、これまで様々な研究により新しい技術データが作成されてきました。
本書はそれらの、シランシステムの設置管理方法について、またはシラン及びその混合ガスを供給源から使用場所まで貯蔵又は運搬する際の推奨される方法を規定しており、シラン使用時の傷害・死亡事故、物的損害・損傷から保護することを目的としています。
国際整合化参考文書としてご活用ください。(全訳/含原文)
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酸素供給用遠心式圧縮機
酸素を圧縮するという行為は、常に圧縮機が激しく燃焼するかもしれないというリスクを含んでいます。
本書は、遠心式酸素圧縮機の設計、製造、設置、運転、及びメンテナンスに関する指針を提供しており、製造メーカとユーザが、長年の設計ノウハウと操作における運転経験をそれぞれ共有したものに基づき作成しているため、酸素の安全な圧縮に関して、大いに役立つ内容となっています。
本書をご利用いただくことによって、人員と機械が保護され、酸素供給用遠心式圧縮機が安全に使用される一助になれば幸いです。
国際整合化参考文書としてご活用ください。(全訳/含原文)
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無人エアガス・プラントの設計・運転指針
近年海外においては、無人運転の遠隔操作による空気分離プラントの製造設備が増加しています。
無人運転プラントを新しく設計したり、既存の有人運転プラントを無人もしくは遠隔操作に変更する場合、有人運転と同等の安全水準を確保するためには、特別な設計指針が必要となります。
本書は、無人運転又は遠隔操作を行うプラントの設計・運転・保守管理に関して懸念される事項及び指針を提供しています。
国際整合化参考文書としてご活用ください。(全訳/含原文)
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酸化・可燃性混合ガスの調製
酸化・可燃性混合ガスは、現在広く使用されており、代表的な用途としては可燃性ガス検知器の校正ガス、排ガス監視装置、石油精製プロセス分析計用等があります。
それらの酸化・可燃性混合ガスの製造過程においては、常に爆発性混合ガスが生成される可能性があり、産業ガス業界はこれまで爆発により死傷者を出す事故や損失が発生してきました。
本書の目的は、酸化・可燃性混合ガスの調製において、爆発性混合ガスが生成される事がない様に確実に防止し、酸化・可燃性混合ガスを安全に製造できる様にすることにあります。国際整合化参考文書としてご活用ください。(全訳/含原文)
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混合ガスの安全な製造指針
産業ガス業界は、これまで様々な混合ガスを製造してきました。
すべての混合ガスの製造は、しかるべき安全手順に則り、常に正しい充塡方法・管理方法を遵守し充塡される事が求められます。
特に不適合の可能性があるガスを混合する際には更なる注意が要求され、制御できない反応が起こらないよう細心の注意が必要です。
混合ガス製造に関する規制や手順は、細かな部分はメーカー毎に若干の違いがありますが、しかしそれらは常に同じ安全原則に基づいている必要があります。
本書は、混合ガスの製造を確実に安全に行うための基本的要求事項を提示しています。国際整合化参考文書としてご活用ください。(全訳/含原文)
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製造所での大量の酸素、窒素及びアルゴンの貯蔵設備
近年、空気分離プラントの規模や生産能力の増加に伴い、製造所での超低温液体貯蔵設備能力も益々拡大しています。それに伴い、超低温液体の大量放出が地域環境に及ぼす影響の評価や予防措置の重要性が大きくなっています。
本書は、超低温液体が大量に放出される可能性を減らすための保護設備、計装の設置、機器検査と試験、及び貯蔵システムの設計基準を提示しており、それは大型超低温液体貯蔵システムの設計、設置、操作、及び保守に係る関係者の指針となります。
本書は、製造所での大量の酸素、窒素及びアルゴンの貯蔵設備において、産業ガス業界全体で同一レベルの安全指針を提供することにより、低温ガスの放出防止対策が万全に行われる事を目的としています。国際整合化参考文書としてご活用ください。(全訳/含原文)
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高温水素アタックを受けたHYCOプラント部品の対応指針
水素、及び一酸化炭素と合成ガスを製造するHYCO設備においては、最大925 °Cの温度条件で、高圧の可燃性ガスを取り扱っています。
危険源の1つとして「高温水素アタック(HTHA)」があり、炭素鋼や様々な低合金鋼等、水素プラント建設に使用される様々な鋼材の強度を大幅に下げ、損傷させます。
本書は、既存のHYCOプラント設備を確認して、「高温水素アタック(HTHA)」 による損傷の可能性を判断するための指針を提供しています。また、危険性の分類、検査の考え方、及び危険性低減に関する推奨事項としての指針も提供しています。
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アセチレン発生プラントの機械保全
本書は、水に炭化カルシウムを加える湿式発生方法におけるアセチレン発生システムの機械保全の指針を提供しています。アセチレン発生システムは、部品の故障等によって炭化カルシウムが放出され水に曝されると、アセチレン炭化石灰を生成し、さらに温度が上昇するとアセチレンを放出します。それらの放出されたアセチレンの封じ込めに失敗すると、火災、爆発、環境への影響、又は人的被害につながる可能性があります。
本書は、アセチレン発生システムにおける機械保全プログラムの内容を理解することによって、安全で信頼性を維持しながら、機器の設計、製造、設置、操作、及び保守を確実に行うことを目的としています。 国際整合化参考文書としてご活用ください。(全訳/含原文)
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空気液化分離装置の安全運転指針
空気液化分離の危険性には、電気を使用し、高圧ガスであり、超低温であること、さらに、燃焼を促進する酸素の支燃性が含まれ、窒素・アルゴン・希ガスによる窒息の可能性があります。
本書は、深冷空気分離プロセスに特有の機器・設備及び運転と保守作業に重点を置き、空気液化分離装置の設計、設置場所、建設、据付、運転及び 保守作業における安全性について記載されています。 国際整合化参考文書としてご活用ください。(全訳/含原文)
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高圧酸素の呼吸ガス応用 における 非金属材料の使用
プラスチック、ゴム、潤滑剤等の「非金属材料」は高圧酸素及び酸素混合ガス供給システムにおいて、バルブ、 圧力調整器 、逆止弁、フレキシブルホース等に使用されている重要な材料です。しかしこれらの「非金属材料」を使用する際は、常に発火の危険性があることはよく知られており、高圧酸素呼吸用ガスシステム内で「非金属材料」の発火や熱分解が起きた場合 、有毒物質が放出され重大な傷害や死亡事故を引き起こす可能性があります。
本書は、そういった高圧酸素呼吸用ガスシステムにおける「非金属材料」の発火や熱分解から発生した有害物質が、重大な事故につながることを防止し有毒物質自体を発生させることなく安全に使用できる事を目的としています。 国際整合化参考文書としてご活用ください。(全訳/含原文)
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