2024年度四国地域本部における課題の第一は、高圧ガスによる事故の撲滅でした。
そのため会員及び一般消費者に対し、業界団体と協力をしながら高圧ガス保安に関する啓発を図ってまいりました。
具体的な活動として、高圧ガス基礎講習会・医療ガス安全講習会の開催、防災訓練(災害時通報連絡訓練)、企業研修会を
実施しました。
また、「高圧ガス取扱/譲渡提供等における化学物質管理者の専門講習」を四国で初めて高松市で実施しました。
関係団体(四国高圧ガス協議会・四国高圧ガス容器管理委員会)と連携し、放置容器、不明容器をなくす活動を継続しています。
2025年度は、昨年度の課題を継続課題として、30年以内に高い確率で起こると言われる大地震などの自然災害に備えた保安体制
についても、所轄行政との協定に基づく対応マニュアル等の見直しを計画するとともに、講習会・セミナーを通じて啓発活動を
計画しております。
また、全国で毎年のように発生しております高病原性鳥インフルエンザの防疫措置に対して、迅速かつ安全に炭酸ガスの供給が
行えるよう、四国地域本部の連携に努めていきます。