お知らせ
【気象庁連絡事項】梅雨前線による大雨について（土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重警戒）第6報（7/5）
2023.07.05
梅雨前線による大雨に対する警戒と安全確認の対応についての事務連絡（第6報）が届きましたので、ご連絡致します。
対象地域の会員各位におかれましては、十分な警戒をして頂きますよう宜しくお願い致します。
《 概 要 》
＜ポイント＞
前線を伴った低気圧の影響で、九州を中心に5日(水)夜にかけて大雨となる所がある。九州では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、土砂災害の危険度が高まるおそれがある。
＜これまでの経過＞
梅雨前線が日本付近に停滞し、九州を中心に西日本から北日本の広い範囲で大雨となった。山口県や熊本県、鹿児島県(奄美地方)では線状降水帯が発生し、6月28日から7月4日までの降水量は九州で700ミリを超え、平年の7月の月降水量を超えた地点があった。
＜概況＞
今後、朝鮮半島付近の低気圧が前線を伴って日本海を東へ進む。前線は、5日は西日本を南下し、6日(木)にはさらに九州の南まで南下する。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで、前線の活動が活発となる。また、西日本から北日本では大気の状態が非常に不安定となる。
＜大雨＞
九州を中心に雷を伴った非常に激しい雨が降り、5日夜にかけて大雨となる所がある。九州では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、土砂災害の危険度が高まるおそれがある。
＜警戒事項＞
九州では、土砂災害、低い土地の浸水に警戒。また、西日本から北日本では落雷や竜巻などの激しい突風に注意。
＜7日(金)以降の見通し＞
梅雨前線は、次第に北上して日本付近に停滞する。7日以降は西日本を中心に再び大雨となるおそれがある。