2025.02.18
会員各位
2月17日からの強い冬型の気圧配置について大雪に係る気象庁連絡事項<第2報>が参りましたので共有します。
《 概 要 》
<ポイント>日本付近には強い寒気が流れ込んで強い冬型の気圧配置となっている。北日本を中心とした強風のピークは過ぎて暴風雪・暴風のおそれはなくなったが、大雪については昨日の見通しから大きな変化はなく、19日(水)にかけて強い冬型の気圧配置が続いて本州の日本海側を中心に大雪となる。その後は断続的に強い寒気が流れ込んで、冬型の気圧配置が数日続く見込み。
<2月上旬の大雪との違い> 2月上旬に比べると上空の寒気がやや弱く降雪量の予想がやや少ないが、 冬型の気圧配置が数日続いて大雪が続くおそれがある。また、2月上旬は沖縄・奄美を除く広い範囲で大雪となったが、今回は本州の日本海側を中心に大雪となる。
<大雪> 普段積雪の多い所では、平年よりも積雪が多くなっている。東北地方から中国地方にかけての日本海側を中心とした地域では、これから19日にかけて、山地を中心に平地でも大雪となる。特に、近畿中部から東海地方にかけての普段雪の少ない地域(大阪府、京都府南部、滋賀県南部、三重県、愛知県)でも大雪となり、平地でも積雪となる所がある。2月上旬の大雪で、積雪の多くなっている地域ではさらに積雪が増えるため、大雪による災害発生の危険度が高まる。20日(木)以降は、本州の日本海側を中心に大雪が断続的に続き、積雪がさらに増えるおそれがある。
<防災事項> 大雪による交通障害に注意・警戒。積雪の多い地域では、なだれに特に注意。屋根からの落雪、電線や樹木への着雪にも注意。冬型の気圧配置が数日続くことから、最新の防災気象情報に留意。
令和6年能登半島地震で損傷を受けた家屋では積雪の重みによる倒壊に注意。
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