2020.05.12
昨年、一昨年と2年連続で梅雨・台風による大雨、洪水等により、充塡所、事業所、一般消費者等から高圧ガス容器が流出する事故が相次いでいます。
大雨による被害が発生しそうな地域、特にハザードマップで1m以上の浸水が見込まれる地域にある充塡工場および貯蔵所におかれましては、気象庁の発表を注視しつつ、当協会発行の「高圧ガス充塡工場及び貯蔵所の自然災害対策指針」(*1)に基づき、高圧ガス容器の保全のための徹底した事前準備(*2)を講じていただけますようお願いいたします。
万一、高圧ガス容器の流出等の事故が発生した場合には、消防・警察への報告等とともに、都道府県等の事故届出先に対してもご連絡ください。また、JIMGA本部(あるいは地域本部)に対してもご報告をお願いいたします。
*1) 本指針は、2019年11月20日付周知文書(会員指定代表者宛に郵送)に付属していた「高圧ガス充塡工場及び貯蔵所の自然災害対策状況
報告」をご提出いただいた充塡工場・貯蔵所へ配布しています。
まだ、ご回答いただけていない会員事業所におかれましては、早々にご返送いただけますようお願いいたします。
*2) 台風上陸などで浸水が予想される場合には、流出防止策に加え、事前に敷地内にある容器の全数を把握しておいていただけますよう
お願いいたします。