経産省

高圧ガス関連事業者に対する台風期における防災態勢の強化について

2018.07.27

経済産業省から周知連絡がありましたので、お伝えいたします。

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5日からの西日本豪雨に続き台風シーズンを迎え、今週末には台風12号の接近・上陸が予想されています。西日本豪雨では、大量のLPガス容器が充てん所から流出する災害が発生しています。台風、豪雨に対応する迅速な被害情報収集と早期復旧のための体制確保に関し、下記のとおり注意喚起を行いますので、宜しくご対応お願いします。

1.業界団体においては、事業者等との連絡体制を構築し、災害発生に関する情報の収集・伝達や警戒避難態勢の強化等に万全を期すこと。
2.事業者等においては、豪雨などの風水害に起因した高圧ガス設備等の破損による高圧ガスの漏えい及び貯蔵所、充てん所等における容器の流出に十分留意すること。破損・流出等が発生した場合には、迅速な復旧対策に万全を期すこと。その際、必要に応じて、他の事業者等と協力体制を適切に構築すること。
3.土砂崩れ、河川の氾濫、内水氾濫、高潮、竜巻等突風等による災害が予想される箇所に設置されている高圧ガス設備等の巡視・点検の徹底、災害等に係る被害に関する情報の収集・伝達及び凍害被害が予想される箇所の警戒態勢の充実を図ること。また、巡視・点検に際して、作業員の安全にも留意し、台風や大雨の際には二次災害が発生しないように注意すること。
4.とりわけ、「平成30年7月豪雨」の被害を受けた地域においては、二次災害の防止に努めること。
5.今後も台風の発生等が予想されることから、台風期における防災体制の強化について、上記により所用の対応を図ること。